ゲームで感じる子どもの成長
我が家の5歳はゲームが大好きです。保育園から帰る、カバンの中身を出す、手を洗う、「コントローラー取って!」までがルーティンです。(コントローラーは親しか取れない位置にあります)
止めないといくらでもしてしまうので、1回30分で設定して、終わったら目を休める時間を取ること、としています。お休みの日は30分のチケットを4枚作って、それを消費していくシステムです。
最近はゲームばっかりで、あまりおもちゃで遊んでくれなくなったのが寂しいですが…ゲームで色々な経験をしているなと思ったので、記しておこうと思います。
ダンドリ、ダンドリ、とにかくダンドリ
5歳の一番のお気に入りゲームは「ピクミン4」です。ピクミンはピクミン達を使っていかに効率よく敵(原生生物)を倒すか、もの(オタカラ)を運ぶかが勝負です。ピクミンの中では「 ダンドリ」と呼ばれ、それを競うバトルなどもあります。
ピクミンに指示したり、宇宙犬オッチンと切り替えて作業をしたり、なかなかに頭を使います。マップを見たり、ドローンで偵察したりとツールを駆使する必要もあります。
5歳一人だと進めるのが大変なので最初は2Pで親が入って支援していましたが、しばらくすると5歳だけでダンドリバトルに挑戦して勝利したり、ボスを倒したりしていました。知らぬ前にダンドリ力が伸びていて、かなり驚きました。マップに至っては私より読めてる…(母はめちゃくちゃ方向音痴)
悲しい気持ち、悔しい気持ち、諦めない気持ち
ピクミンではミスをするとピクミン達が敵に食べられたりするのですが、5歳は一度大量にピクミンを失ってしまいまして…。その時に「ピクミンが死んじゃったよう…もっと大事にすれば良かったよう…!」とむせび泣いていました。こんなに悲しむとは思っていなかったので驚きでした。
また、ボスがなかなか倒せなかった時にも「なんで…なんで逃げるんだよ、倒せないじゃんか!」と泣きながら絶叫していました。しっかり悔しい、っていう気持ちがあるんだなあと。
それでも、諦めずにプレイしている姿に成長したなあと思いました。前だったら「お母さんやって」って言ってたと思うんですよね。少しずつ腕を上げて自信をつけて、自分ならできる、諦めないっていう気持ちが出てきたのかなと。
とはいえ5歳、気分が落ち込んでいる所をフォローするのは親の仕事ですね。親も試されるなあと思うところです。
やりたいことを計画して実行する
マイクラでは作りたいものを計画して作る、というのを経験しています。父とホワイトボードを使って、このワールドで何をしたいかブレインストーミングを行い、そのためには何が必要か、アクションを書き出して一緒に実行しました。まだ5歳なので、もちろん目的外のこともいっぱいやっちゃうんですが(やたらと羊毛ブロック置いてみたり、水流して見たり、無駄にアイテム消費しちゃったり)計画して実行する楽しさ、みたいなものが少し分かったのかなと思います。
自分だけのワールドではクリエイティブモードで材料がいっぱいあるので、好きなものを自由に作っているみたいです。(以前書きましたが、たにしさんの動画で学んだりもしています)
【番外】親のいうことは聞かないけど、師匠のいうことは聞く
わんぱくで、いつもはあまり親のいうことを聞かない5歳ですが、ゲームになると親のアドバイスをよく聞きます。夫がゲーム得意な方なのですが、ゲームの時には親子というより師弟関係にあり、5歳は父に厳しい指摘をされても「うん、うん」としっかり話を聞いて腕を磨いています。反抗することが多い5歳が結構真面目に取り組んでいるので、そういう姿を見られるのも面白いです。
5歳があまりにゲームに夢中なのでゲームをやらせるのは早かったかな、など思うこともありましたが、色々経験して成長しているのを感じます。画面の見過ぎで目が悪くなるのが心配なのは変わりませんが、そこはお約束をしたりしながら守っていければなと。
えーと、私もこれからマイクラで夢の世界作ってきます…!